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★ 新聞のコラム

  《 朝日新聞「天声人語」などは国語学習で使えるか? 》


 私感ですが、結論からいうと「天声人語」は国語学習に向いていないように感じます。

 私が高校で教員をしているときに高3の「表現」という授業で天声人語のような

 コラムを要約するという課題が出されていました。
 
 しかし、天声人語や新聞の社説を読むにはそれなりのバックボーンとなる知識が必要なのです。

 それなしで読んでも意味のわからないものが多いのです。

 書いている人は学生時代から優秀でかつ現在も一日に数冊も読書をしているような人なのでしょう。

 さらに、資料も山ほどあることでしょう。


 そんな人が系統的ではなく、断片的に書き綴ったものなど中学生が読んでも

 きっとわかりにくいだろうと思うのです。



 もちろん毎日の新聞に載っているものですから、その全てが国語学習に使えない

 という意味ではないですよ。


 高校でも生徒から「難しくて内容がわからない」という不満がでたときには、週に2、3回は

 意味のわかるのがあるだろうからそれを書くように指示していました。



 ちなみにこの授業は私の方針ではなく国語科として上の偉い先生がお決めになったこと

 なので下っ端の私は従うしかありませんでした。



 これを学習に使うのであれば、

 親や教師がその背景にあることを説明してやることが必要です。

 それはとっても役にたつことだと思いますよ。



 しかし今は親も教師も(私も含めて)、大人たちにそのような知識が乏しくなっているのです。



 だから池上彰さんのようにわかりやすく解説してくれる人が重宝されます。

 NHKの週刊こどもニュースは大人の方が見ていたと言いますからね。(私も見ていました)



 そのような政治経済歴史国際といったことに関する基礎知識を身につけるという意味では

 かっこうの教材だとは思います。

 大人も説明のための勉強が必要ですし。(子供にとっては忍耐が必要かもしれませんが。)




 次にそれを筆写することについてですが 

 これは文章力を高めるということで古来文章家が実践してきたことです。

 私も大学時代、名文と言われるものをせっせと原稿用紙に書き写していたことがあります。


 しかし、これもまた「忍」の一字ですからね。

 ちっとも面白い作業ではないし、そもそも達成感のない国語学習でさらに雲をつかむような
 
 感じではないでしょうか?



 それに即効性がありません。

 決して無意味ではありませんし、将来3年後5年後を考えるとやらないよりはやった方が

 いいとは思います。



 しかし、それも「やらないよりやった方がいい」という程度です。

 積極的におすすめできるものではありません。


 以上は私の個人的な考え方です。

 参考までに。

 <結論>


 天声人語はやっぱり国語学習に向いていません。

 それをやるくらいなら、他にもっともっと効果的な学習法はありますよ。

 それを知りたい人は下の「無料学習相談」でご相談ください。





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