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★ 古文なんかコワくない!  第4号 


 《古文に親しもう》

 前回は鈴木牧之の『北越雪譜』(1836年刊)を古文入門に適した書物としてご紹介しました。

 この書は明治以前のものですが、最近は高校生の現代文の授業で森鴎外の『舞姫』を
 あつかう際も「現代語訳」が必要となっています。
 現代文の授業なのに。

 もう随分前のことですが、柳田国男の『遠野物語』の現代語訳が出たときもちょっと驚きました。
 しかし、私自身高校生の時にこの書を読もうとして、かなり苦労した記憶があります。


 古文に親しむ最初の頃は、易しいものをどんどん流し読みが出来れば、それが1番だと思います。

 英語の書物もそうらしいですね。

 「英語が読めるから読むのではない。読むから読めるのだ」と言いますね。(かっこいい〜!)

 一文一文、一語一語にあまりこだわらずさっと読むことを実践してみましょう!


 そういえば、前々回のメルマガ「国語の苦手な子のために」(第37号)で、
 橋本治氏の著書『これで古典がよくわかる』(ちくま文庫)を取り上げ、古文がわかるようになる
 方法をご紹介しました。

 そこではやはり、「古典は体で覚える」もの、「古典に慣れる」ということの大切さが
 主張されていました。

 氏はまた、「『慣れる』のに一番手っ取り早い方法は『暗記する』」ことが大切だということも
 言っています。

 そして「細かい知識に振り回されて『慣れる』ができなかったら、
 古典は永遠に無縁なままです。」とも。 



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  ◆ 古文攻略のために(中・高)     
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 さて、それでは本題に入りましょう。

 前回は時間のない中、慌てて発行したため、随分言葉足らずになってしまいました。

 そのため、意味の分からない点が何カ所かあったかと思います。そこで今日は
 その付け足しを少しさせてもらいます。


 前回は次の例文を挙げました。

<例文>

  用ありて行きたりとも(用事があって行っても)、そのこと果てなば、
  とく帰るべし。


 ここで私が言いたかったことは「とく」の意味が分かるかどうかということだったのですが、
 そのことには前回一言も触れていませんでした。

 前回、書いたように「とく」を知らない生徒がこの語をずっと眺めていても決して分かるよう
 にはならないのです。
 
 その前から続く話の流れにのって意味を取ってください。

 「用事があって行っても、それが終わったら、●●帰りなさい。」  

 どうでしょう。
 
 これで黒丸のところは何らかの語を想像出来るのではないでしょうか。

 想像し、それで間違えていたらそれはそれで仕方がありません。その方法は
 正しいのですから、自信を持ってください。大丈夫です。
 
 一番まずいのが、知らない語だから分からないと決めつけたり、話の流れを考えずに
 その語だけを考えようとすることです。

 これでおわかりいただけたでしょうか、私の言はんとしたことが。


<口語訳>

 用事があって行ったとしても、そのことが終わったら、(すぐに)帰るべきだ。


 最後にもう一つ付け足し。

 前回、タイ語の「ホーンナーム」、インドネシア語の「カマールケチル」、
 イタリア語で「イル・バーニョ」をあげましたが、意味はすべて「トイレ」でした。

 こんな名前のイタリアンレストランなんか行きたくないでしょ?



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  ◆ 高校生のための古典文法−設問(解答は最後に)(高)     
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<例文>

 おわかりいただけたでしょうか、私の言はんとしたことが。(←これが例文です)



 問1 「言はんとす」とはどういう意味ですか。

 問2 「言はんとす」から助動詞を見つけ、文法的説明をしなさい。 



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  ◆ 古典基礎の基礎(入門する前のレベル)     
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇


 (1)三大随筆といわれるものの作品と作者名を時代順に挙げなさい。

 (2)次の( )に当てはまる古典作品名を選択肢から選びなさい。
 
   「お湯を沸かす」というのは変だ。あれは「水を沸かす」だ、と言うのは
   弥次喜多の(   )に出てくるのでよく話題になる。

    ア 平家物語   イ 方丈記   ウ 奥の細道
    エ 東海道中膝栗毛   オ 舞姫 
 
                        ('05慶應義塾高校)

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  ◆ 高校生のための古典文法−解答(高)     
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 問1 「言おうとする」

 問2 助動詞=「ん」
 
   この基本形は「む」です。
   意味は「意志」。
   活用形は終止形。

   「言はんと」と「ん」の後に「と」がついていますが、
   このように後ろに「と」が続いていたら、その前の語は終止形だと覚え
   てしまいましょう。
 
   したがって、問2の答をまとめると、
   「意志の助動詞『む』の終止形」となります。  



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   ◆ 「古典基礎の基礎」の解答
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 (1)三大随筆(時代順に古いものから)

  1 『枕草子』(清少納言)
      ↓
  2 『方丈記』(鴨長明)
      ↓
  3 『徒然草』(吉田兼好)

      

 (2)エ


みなさん、できましたか?

 三大随筆は必ず覚えておきましょうね。

 また、『東海道中膝栗毛』については、どのような内容か、便覧などできちんと
 確かめておきましょう!

 これは慶應義塾高校の入試問題からでした。
 高校入試問題ですよ。大学入試ではありませんよ、念のため。




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